
前回は「植物の種類や状態に関する用語」についてまとめました。
基本的に私が育て方を調べていく中で目にするもの、SNSやYouTubeでよく使われているものを挙げています。漢字の読みがよくわからない言葉なんかも出てくるのでこの際知っておきましょう。私は読みまつがえて恥をかきました。
育て方に関する用語
夏型(なつがた)
生育適温は20~30℃。夏によく成長し、春秋は生育が緩慢になり、冬は休眠する植物。
冬型(ふゆがた)
生育適温は5~20℃。冬によく成長し、春秋は生育が緩慢になり、夏は休眠する植物。
耐陰性(たいいんせい)
植物が、日光が少ない場所でも生育できる性質。
耐陰性が高いほど、日当たりの少ない場所でも成長することができる。耐陰性が低いほど、日当たりを好み、十分な日照量がないとうまく育たない。
半日陰(はんひかげ)
木漏れ日があたるような明るい日陰のこと。
また、直射日光を1/3~1/2程度遮光した場所も半日陰という。半日影の置き場所として「レースのカーテン越し」という表現をよく目にする。
葉水(はみず)

観葉植物の葉に水を吹きかけること。
水を霧吹きなどでシュッシュと吹きかけるだけだが、その効果は、防虫効果・乾燥を防ぐ・汚れやホコリを取り除くなど植物育成には大事な作業。
植物育成ライト(しょくぶついくせいらいと)
日光の代わりとして使えるLEDライト。
天候に左右されず安定した日照量を確保できるため、育成管理を徹底したい人や主に室内栽培をしている人に重宝されている。言わずもがな電気代のコストがかかるところが難点。しかし実際にLEDを使っている人を見ると、アガベやビカクシダはLEDライトを使った方が綺麗に育っているイメージ。
素焼き鉢(すやきばち)
釉薬をかけずに700〜800度の高温で粘土を焼いて作られた植木鉢。
多孔質であり、通気性、排水性に優れており、植物を育成するのに最も適していると言われている。
プラ鉢(ぷらばち)
プラスチック製の植木鉢。
陶磁器の素焼き鉢と比べると、軽くて割れにくくカラーも豊富で使い勝手がいい。しかし通気性が悪く水はけが良くないのが難点。特にブラックカラーのプラ鉢は熱伝導が高く、鉢内の温度が上がりやすい。
以上、育て方に関する用語まとめでした。
次回は「植え方に関する用語・SNSでよく見る造語」についてです。



